0歳から子供を保育園に預けるのは早い?
子供がかわいそう?
それとも、いろんな経験ができるから良いこと?
0歳の子供を預けて仕事復帰するのは、親としても子供にとってどんな影響があるのか悩みますよね。
今回は生後6ヶ月で子供を保育園へ預けて復職した私が感じる、メリットとデメリットについてまとめてみました。
正直な気持ちとしては、保育園の入園が決まってからも直前まで復職を迷いましたが、結果として私は預けて良かったと感じています。
復職を悩んでいるパパ・ママの参考になると嬉しいです。
Contents
子供を保育園に預けることで得たメリット
0歳から子供を保育園に預けることで得たメリットは、以下の6つです。
- 収入アップ
- 生活リズムが身に付く
- 遊びや言葉を覚えてくる
- 保育園でしつけをしてくれる
- おもちゃの購入を少なくできる
具体的にどういったことなのか、1つずつ見ていきましょう。
1.夫婦共働きになるので収入アップして貯金も増える
まずは子供を保育園に預けて共働きとなるので、家庭の収入がアップしました。
我が家の場合、私も正社員フルタイムでの仕事復帰だったので、単純計算で倍になりますね。
保育料はかかりますが、0歳から預ける場合は生まれつきにもよりますが、産休育休のため前年度の収入が抑えられて、安くなることの方が多いです。
そのため、結果として貯金するペースも早くなったというケースもありますよ。
2.保育園生活が中心となり、生活リズムが自然と身に付く
0歳でも生活の場が保育園中心となることで、生活リズムが自然と身に付くようになります。
朝9時過ぎにおやつを食べて、昼の11時頃に離乳食とミルク。
食後はお昼寝をして、15時頃におやつやミルク。
毎日の行動パターンが同じなので、家にいるときも同じ時間帯になるとお腹を空かせてくれるし、眠くなってくれるので寝かし付けるのもやりやすい。
保育士さんとの連絡帳や送り迎えのときの会話で、保育園での寝かし付け方法を聞いておくと、夜も普段からすんなり寝てくれるようになったので楽になりました。
3.保育園でいろんな遊びや言葉を覚えてきてくれる
保育園は、同じ年齢の子または異年齢の子供が複数人で生活の大半を過ごす場所です。
そのため保育士さんだけではなく、子供同士の交流もたくさんあるので、自然といろんな遊びや言葉を覚えてきてくれます。
0歳児はまだまだ大人と一緒に遊ぶ内容が大半ですが、秋冬頃になってくると1人遊びもできるようになっていく子供たち。
積み木をたくさん積み上げてみたり、ボールを転がしてボーリングみたいにおもちゃを倒してみたり。
保育園で知った遊びを、たくさん披露してくれます。
言葉も早い子であれば、夏頃から「○○ちゃんのママ」「わんわん、いたよ」などの二語文を話し出す子も。
保育士さんが毎日いろんな絵本を読み聞かせしてくれたり、発達に合った体操やダンスもしてくれるので、子供への刺激だけではなく親としても「こんな風に遊んであげたらいいんだな」と勉強になりました。
朝にはできなかったことも、夕方迎えに行くとできるようになっていたりと、たくさんの成長を感じることもできますよ(´ω`*)
4.保育士さんが親の代わりにしつけをしてくれる
親が共働きになると、どうしても手薄になってしまうのが「しつけ」です。
家庭だけではスプーンやフォークの持ち方、トイレトレーニングもなかなか進みません。
保育園では0歳児でもスプーンの持ち方やトイレトレーニングも、積極的に教えてくれます。
食事前後は、自分で歩けるようになるまでは手拭きタオルで手を拭く、歩けるようになったら洗面台まで自分で手を洗いに行く。
トイレも自分で歩けるようになったら、トイレへ行って便座に座る練習やおむつの履き替えをする。
片付けも「♪おっかたづけ~」と歌を歌ってあげると、率先してやってくれます。
それぞれの子供の担当の保育士さんが決まっていますが、0歳児担当の保育士さんで情報交換もしっかりされており、しつけ方も統一されています。
そのため「この保育士さんだと教え方が違う」ということも無かったので、子供が混乱することもありませんでした。
5.家で購入するおもちゃを少なくできる
保育園が日常生活の中心の場所となるので、おのずと子供に買ってあげるおもちゃは減りました(^^;)
そのおかげもあり、部屋の片付けや掃除は非常にやりやすかったです。
0歳から子供を保育園に預けることのデメリット
0歳から子供を保育園に預けたことで感じたデメリットは、以下の4つです。
- 子供の節目の成長を1番に見られないことがある
- 休みの日も子供が早く起きる
- 保育園と同じやり方にしないと子供が混乱する
- 家では甘える
1.子供の節目の成長を1番に見られないことがある
たとえば、子供がハイハイをしたり、つかまり立ちをしたり。
自力で立ち上がったり、1人で歩き出す。
0歳から保育園に預けることで、子供の成長の節目を1番に見られないことがあります。
最初に家でやってくれれば問題ありませんが、子供はある日突然できるようになるものです。
朝はできなかったのに、迎えに行くとつかまり立ちをしていて驚いたことも。
子供の成長に感動すると同時に、心のどこかで「1番身近で見てあげられなかったな」と思ってしまう場合もあります。
2.仕事が休みの日も子供はいつも通りに早く起きる
親の仕事が休みでゆっくり寝たくても、子供には関係ありません(笑)
子供は保育園へ行くのと同じ時間に起きることが生活リズムになっているので、自然といつも通りに早く起きます。
そのため親も一緒に起きるハメになり、「明日休みだから、少し夜更かししよう」と思ったら逆に睡眠不足で眠い・・・なんてことも。
子供にとっては悪気もないし、良いことではありますが、0歳からの習慣となるので朝は強くなっていきますよ。
3.家でも保育園と同じやり方をしないと子供が混乱する
0歳から保育園に通うことになるので、子供にとっては「保育園でのやり方が当たり前」となっています。
そのため、逆に家でのやり方に対して対応できず、声掛けひとつでも混乱を生じてしまうことがあります。
我が家の場合、子供に絵本を読んであげようとしたら、ずっと絵本を読む前に歌う歌を待っていたことも・・・。
他にも食事やトイレの習慣もルール化されているので、定期的に保育士さんに「今はどのようなやり方で行っているのか」を確認しておくと、家でもスムーズに子供を誘導することができますよ。
4.保育園では我慢している分、家ではたくさん甘えてくる
0歳から保育園へ通うことで保育園には慣れるのが早いですが、やはり親には甘えたいもの。
逆に保育園では甘えるのを我慢している分、家では甘えたくて仕方がない様子を見せることもあります。
たとえば、保育園では自分でごはんを食べられるのに、家では食べさせてほしいとねだる。
自分でズボンが脱げるようになったのに、親に手伝ってほしいなど、様々です。
親としては「自分でできるようになったのだから、家でもやってほしい!」と思うところですが、子供にとって保育園は保育園、家は家。
保育園へ行けば自分でできるので、家では思いっきり甘やかしてあげましょう。
0歳で保育園に預けるのは早いと感じるのは親次第
結論から言うと、0歳から保育園に子供を預けるのが早いと感じるかどうかは、結局のところ親の感じ方で変わります。
実際、私も復職する前は生後6ヶ月の子供を預けることに抵抗があり、直前まで育休を延長しようか悩んでいました。
ですが今となっては、0歳から保育園へ預けたことで、子供が家では得ることができなかったであろう多くの経験をさせてもらったことへの感謝の方が強いです。
たしかに、毎日ずっと一緒にいられなかったことで、一番最初に見ることができなかった成長もあります。
だけど、ずっと一緒にいることで気付くことができなかったであろう小さな成長を、確かに感じることもできました。
子供の成長を、同じように喜んでくれる保育士さんたちと一緒に分かち合うこともできました。
一概に0歳から子供を保育園に預けることが、良いとも悪いとも言えません。
メリットとデメリットを考えたうえで、0歳から預けるべきなのか、もう少し成長を見守ってから復職するべきなのか、家庭状況を考えながら判断していいと思いますよ(^^)
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。