妊娠中に逆子や妊娠高血圧症、ほかにも胎盤の位置の関係などで予定帝王切開となる場合があります。
だけど、もし帝王切開の予定日よりも前に陣痛がきた場合、どうなるのでしょうか?
1人目は逆子で予定帝王切開、2人目は既往帝王切開となり当日に陣痛となった私、tomoが体験談を通して紹介していきます!
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予定帝王切開の2週間前から前駆陣痛があった
私は1人目が逆子だったため、予定帝王切開で出産しました。
2人目は何も問題はなかったものの、既往帝王切開ということで、1人目と同様に予定帝王切開をすることになっていました。
前日より帝王切開の準備のため入院していましたが、入院2週間前から前駆陣痛が何度かあり、主治医からは「絶対に自宅安静しておくように」と言われていました。
予定帝王切開の前日となった入院日も、前駆陣痛があったもののNSTをしても問題なしと判断され、入院スケジュール通りに過ごしていました。
予定帝王切開当日の朝から本陣痛がきた
予定帝王切開当日。
13時には帝王切開が始まる予定です。
朝8時からNSTがありましたが、当日の朝5時頃からお腹の張る頻度が増えていました。
しかしすぐに張りも落ち着いていたし、前日のNSTでも問題なし。
お腹の赤ちゃんも下がってきているものの、まだまだ大丈夫という状態でした。
迎えに来てくれた助産師さんとNST部屋へ移動しながら、お腹の張りが頻回になってきていることを伝えると「NSTで確認してみましょうね」と軽い感じ。
NSTを開始してすぐに、助産師さんが強い張りがあることに気付いてくれました。
30分後に助産師さんがNST部屋に再度来てくれることを説明され、1人で部屋で寝ていると今までに感じたことがないくらいの強い痛みが走りました。
呼吸もできず、ただただ目を強くつぶって痛みを耐えている感じ。
助産師さんが来てくれるまでに、大きな痛みは2回ありました。
NSTを見て、助産師さんが一言。
本当に、サラッと伝えられました(笑)
本陣痛が来てから手術までの流れ
追加でNSTを30分することになった私。
助産師さんだけではなく主治医もやってきて、データを一緒になって見ていました。
帝王切開は13時予定のままでいくけど、念のため家族には早めに来れるか連絡とってみて
2人目とはいえ、1人目も予定帝王切開だったので陣痛を知らなかった私(笑)
痛みに耐えながら主人と実家に連絡を取り、陣痛が始まったことと帝王切開の時間が早まる可能性もあることを伝えました。
結局NSTは1時間20分くらいやり、本当はそのあと部屋に戻って休んでいる予定だったのですが、本陣痛がきたということでシャワーと最低限の荷物だけ取りに戻り、NST部屋で待機することに。
常に助産師さんが立ち替わりで1人付いている状態で、陣痛の間隔をチェックされていました。
11時頃に主人と子ども、実母が病院へ到着。
主治医から本陣痛が来ているから予定よりも早く帝王切開になる可能性があること、陣痛はあるけど予定時間のままで手術は考えていることを説明されました。
私が通っていた産婦人科での対応です。
場所によっては、本陣痛がきたらすぐに帝王切開になるところもあります。
12時頃から点滴を開始し、12時45分頃に手術室へ移動することになりました。
この時点で陣痛の間隔はさらに狭くなっており、大きな痛みの波は6分間隔。
間隔が短くなるペースが早かったようで、気持ち早めに手術室に入ることになりました。
予定帝王切開で無事に赤ちゃんを出産
手術室に入ってからも陣痛は続いていたので、落ち着いたタイミングで局所麻酔をしました。
主治医も助産師さんも「本陣痛きちゃったんだね~。赤ちゃん、今から外に出ようね!」と声をたくさんかけてくれました。
本陣痛はきていたものの、切り方は横での対応でした。
赤ちゃんはガッツリ骨盤に挟まっていたので取り出すのに時間はかかったものの、無事に産まれてきてくれました。
予定帝王切開の日よりも早く陣痛がきた場合は?
後日談で聞いた話では、予定帝王切開の日よりも早く陣痛がきた場合は、本当に本陣痛か経過を見て判断してから帝王切開に踏み切るとのことでした。
そのため、1日は経過観察のために入院することもあるようです。
私の場合は予定帝王切開当日の陣痛だったため、経膣分娩にだけならないように経過を見ながら判断されていたということになります。
予定帝王切開で本陣痛がきても、手術方法は同じ
私の場合、うまく予定帝王切開当日の本陣痛でしたが、経過を見ながら予定時間での手術となりました。
また、手術方法は予定帝王切開とまったく同じで横に切ってもらえました。
おかげで1人目の帝王切開でできたケロイドもきれいに取り除いてもらえたし、傷口も目立たなくて助かっています(笑)
ただし、産婦人科によって対応は異なります。
私と同じように予定帝王切開当日に陣痛になっても、同じ対応になるとは限りません。
妊娠高血圧症や胎盤が薄い方などは、緊急帝王切開になる場合もあります。
どうしても心配な方は、1度通院している産婦人科で対応を確認されることをおすすめします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。