食育

【管理栄養士直伝】1歳児2歳児のお弁当を作るコツ。弁当箱の大きさは?どれくらい食べるの?

1歳児2歳児のお弁当作り、本当に悩みますよね。

食べこぼしが多いから、スプーンで食べやすいようにしないといけない。

イヤイヤ期で、ご飯を食べないこともある―。

そもそも弁当箱は、どれくらいの大きさを選んだらいいのか。

今回は管理栄養士である私が、実際に子供に作ったお弁当の紹介と作るコツを教えます☆

ちなみに、キャラ弁ではありませんよ(^^;)




1歳児2歳児の食べる量とお弁当箱の選び方

1歳児2歳児が食べる1日の量は、「ママの食べる量の半分」が目安となります。

カロリーとして考えると、1日あたり900kcal~1000kcalですね。

1日3食で考えると、1食あたりの食事量は以下のようになります。

  • 炭水化物:ご飯 80g、8枚切り食パン1枚、うどん30g、ジャガイモ1個
  • たんぱく質:魚1/5切、肉20g、豆腐1/6丁、納豆1/2パック、卵1/2個
  • 野菜:トマト10g、ブロッコリー1房、ほうれん草15g
  • その他:ヨーグルト100g、牛乳50ml

しかし、子供は食べる量にも個人差がありますよね。

我が子はよく食べる子で、保育園の給食でもほぼ毎日おかわりしています(^^;)

次の写真は、1歳10ヶ月のときの子供のお弁当です。

お弁当箱の容量は、580mlとなっています・・・かなり大きいですね。

ですが、まだ上手にスプーンですくえないので、出来るだけ平べったくして入れるためにも大きい弁当箱を選びました

またお弁当の日はおかわりが出来ないので、全体量を多めに入れるようにしています

<写真のお弁当説明>

おにぎりは、ご飯(雑穀米)を120g使用しました。
青のりを上からふりかけています。

たんぱく質は、鶏肉と豆腐のハンバーグ&卵焼きです。
ハンバーグにはピーマンと人参とひじき、卵焼きにはミックスベジタブルとほうれん草を混ぜています。

あとは子供の好きな、さつま芋とミニトマト、キウイフルーツを入れました。

本当はブロッコリーや人参を茹でただけのものを入れたかったのですが、ちょうど子供が野菜を食べたがらない時期だったので、諦めました。

キウイフルーツは、なぜかゴールデンキウイになってしまいました・・・(切ってビックリした)(-_-)

食が細い子は、気持ち少なめに入れるようにしてあげるといいでしょう。

「どうせ残すだろうし・・・」と思いがちですが、お弁当だと子供も嬉しくて、いつもよりも食べる子の方が多いです。

この商品は現在取り扱いされていません

我が家で愛用している雑穀米です。

食べやすいし、冷めても硬くならないので、子供も何の違和感もなく食べてくれます。

お米5合に対して、大さじ3杯程度入れて炊いています。

いつも楽天マラソンのときに、まとめ買い(´ω`*)




1歳児2歳児のお弁当を作るときのコツ

1. 食べやすいように一口大にカットしておく

1歳児2歳児は、まだまだ食べこぼしの多い時期です。

そのためスプーンですくっても食べやすいように、一口大にカットしてからお弁当箱に入れるようにしましょう

そうすることで食べこぼしが少なく、子供も「きれいに食べられた」と自信がついていきますよ♪

2. 彩りよくするだけで、栄養バランスは整う

食事は彩りよく食材を選ぶことで、栄養バランスが整います。

「どうすればお弁当でも、栄養バランスが良くなるのかな?」と気になると思いますが、赤・黄・緑と見た目が良くなるような食材を入れてあげましょう

自然と栄養バランスの良いお弁当が出来上がります。

3. 食べられないものは出来るだけ入れない

まだ1歳児2歳児は、「食べられるもの」と「食べられないもの」の区別が付きにくい年齢です。

アルミカップやお弁当ピックは、出来るだけ使わないようにしましょう。

誤飲やケガの原因となってしまいます。

どうしても使いたいときは、シリコン製のカップを使ったり、ピックの代わりに硬い状態のスパゲティを使うなど、絶対に噛み切れないものや食べられないもの、食べても問題ないもので代用しましょうね。

4. 子供が楽しめる工夫をしよう!

子供も大人と同じように、食事時間をより楽しく感じてほしいですよね。

我が家はちょうどイヤイヤ期であることも重っていたこともあり、食べることを拒否することもありました。

せっかく作ったお弁当、楽しく食べてもらいたいな・・・

そんな想いから子供と一緒におままごとをするときは、シリコン製のカップにおもちゃの野菜などを入れて活用しました(*’▽’)

その効果もあってか、当日はお弁当を完食!

保育士さんが言うには、1番に食べ終わってくれたようです(^^)

他に簡単に、子供が喜んでくれる方法とかないの?

そんなときにオススメのアイテム!

「食べられるアート」は、でき上がった食事に絵が描かれたシートをペタッと貼るだけで、かわいい絵が食事に写ります。

食事の味は変わらないのに、見た目だけかわいく、楽しくなるって良いですよね( *´艸`)

アレルゲン27品目も含まれていないので、子供にも安心して使えます☆

他にもイヌやネコといった動物の定番からキャラクターもの、大人がクスッと笑えるものまで、レパートリーもたくさん!

ぜひ1度おためしください(^^)

まとめ:1歳児2歳児のお弁当は食べやすさ重視!

1歳児2歳児の弁当箱の選び方とお弁当を作るときのポイントは、以下の5つです。

1.弁当箱はスプーンですくいやすいよう、大きいものを選ぶ

2.スプーンで食べやすいように、一口大サイズにする

3.彩りの良いお弁当にする

4.食べられないものは出来るだけ入れない

5.子供がお弁当を楽しめる工夫をする

まずは子供が安全かつ食べやすさを重視した、お弁当にしましょう!

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。