いよいよ管理栄養士国家試験まで、残りわずか!
今年こそ絶対に合格したいですよね!
だからこそ、ラストスパートのこの時期に、どう勉強したらいいか分からない・・・。
試験本番、確実に点数が取れるようにしておきたい・・・。
そう思う気持ち、よく分かります。
そんなあなたに、国家試験までの残りの時間で、確実に得点アップにつながる勉強のポイントを紹介します!
国家試験までに対策をして、10点の得点アップを目指しましょう!
Contents
国家試験直前に10点上げるための勉強のポイント

次の3つのポイントを抑えることで、確実に試験当日までに10点を底上げすることが出来ます。
実行して、管理栄養士合格をつかみ取りましょう!!
1. マニュアルや法律が改訂されたところを丸暗記する!
管理栄養士の国家試験は、「マニュアルや法律が改訂されたところが出題されやすい」という傾向があります。
これは、受験生の間違いを誘おうとする出題の意図以外にも、国の「新しい知識を確実に普及する」という目的も兼ねているためです。
例年『大量調理マニュアル』や『食事摂取基準』の変更による出題が多いので、必ず試験前には丸暗記をしておくことをオススメします!
特に『食事摂取基準』は5年に1度行われる、大きな改訂です。
見落としの無いようにしておきましょう!
2. 出題傾向が変わりにくい分野を徹底的に勉強する!
第30回管理栄養士国家試験(2016年3月実施)から、新たな出題基準(ガイドライン)が適用されています。
それにより、出題数が変わっています。
<管理栄養士国家試験:出題数の配分>
改定後(第30回から) | 改定前 | |
社会・環境と健康 | 17問 | 20問 |
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち | 27問 | 30問 |
食べ物と健康 | 25問 | 25問 |
基礎栄養学 | 14問 | 14問 |
応用栄養学 | 16問 | 16問 |
栄養教育論 | 15問 | 15問 |
臨床栄養学 | 28問 | 30問 |
公衆栄養学 | 18問 | 20問 |
給食経営管理論 | 20問 | 20問 |
応用力試験 | 20問 | 10問 |
合計 | 200問 | 200問 |
しかし、出題数が変わったからと言っても、出題傾向自体は変わりません。
中でも、「人体の構造と機能及び疾病の成り立ち」「基礎栄養学」「臨床栄養学」の3つの分野は、基本的に暗記で対応できる分野となっています。
得点も3つ合わせて200問中69問と、大きな割合を占めています。
また範囲も限られているため、非常に勉強がしやすい分野です。
しかもこの3つは関連性が深い教科なので、試験直前でも理解度がアップするほど点数を稼ぐことが出来ます。
過去問を何度も繰り返し解いて、確実に覚えてしまいましょう!
3. 過去問を何度も解き、出来ないところを理解する!
試験直前のこの時期は復習に力を入れて、何度も間違ってしまう問題を理解していきましょう!
今まで何度も過去問を解いてきたからこそ、「どの問題で間違えてしまうのか」「何が理解できていないのか」自分でよく分かっているはずです。
その問題を見直して何で間違っているのか理解し、試験本番で出題されたら確実に正解につなげていきましょう。
苦手意識の克服にもなるので、より得点力のアップにもなりますよ。
また、今まで取り組んだ過去問も本番同様に解いて、時間配分をチェックしましょう!
管理栄養士国家試験直前にやってはいけない勉強法

1. 新しい問題集や参考書に手を出さない!
その気持ち、よく分かります!
試験前だからこそ、今の自分が合格までどこまで理解できているのか、新しい問題で確認しておきたいですよね。
だけど、管理栄養士の国家試験に合格するためには避けるべきです。
試験直前には新しい問題集や参考書には手を出さず、今まで使っていた問題集で試験に挑みましょう。
今まで使い慣れている問題集を見直して復習し、今の自分が理解できていないところを潰すことを優先します。
また新しい問題を見ることで「本当に国家試験に合格できるのか?」と不安になってしまい、試験本番も集中力が落ちる場合もあります。
国家試験当日に自分の力が発揮できるよう、無用な心配事は持ち込まないようにするためにも、新しい参考書や問題集には手を出さないように!
2. 追い込みと称して、模試や講義・セミナーは受けない!

試験直前になって、慌てて模試や講義、セミナーは受けないようにしましょう。
追い込みのこの時期は、新しい問題に接するよりも復習に力を入れるべきです。
復習をして今までの知識をしっかりと確認し、自分の力として定着させていきましょう。
また寒い時期なので、風邪やインフルエンザ、ノロウイルスから自分を守るという意味もあります。
せっかく今まで勉強して管理栄養士への切符が手に入る直前まで来て、体調を崩してしまったら意味がありません。
人が集まる場所は避け、自分のペースで最終確認をしましょうね。
3. 睡眠時間を削ってまで勉強するな!
管理栄養士の試験は、学生時代の定期試験のような一夜漬けでどうにかなるものではありません。
焦るばかりに、睡眠時間を削ってまで勉強しないようにしましょう!
睡眠時間を確保することで、脳に記憶力を定着させるだけではなく、身体の免疫機能を上げる働きがあります。
管理栄養士試験当日に今までの努力を発揮するためにも、体調を万全にして挑むことが大切です。
まとめ:管理栄養士国家試験直前は今までの総復習!

管理栄養士国家試験直前のラストスパート時期は、次の6つのポイントに注意しましょう。
<10点アップするための勉強のポイント>
- 改訂されたマニュアルや法律、ガイドラインを確認する
- 「人体の構造と機能及び疾病の成り立ち」「基礎栄養学」「臨床栄養学」の3つを関連付けて暗記する
- 何度も間違った問題を、出来るようになるまで取り組む
- 新しい問題集や参考書は手を出さない
- 試験直前に模試や講義、セミナーは受けない
- 睡眠時間を確保して、体調は万全に!
試験直前は、特に「このまま試験に挑んで大丈夫なのか」と不安になる時期です。
だからこそ、言います。
絶対に大丈夫!!
今まであなたは、管理栄養士になるために勉強を積み重ねてきました。
あとは本番までに確実に得点につながる勉強をして、合格をつかみ取りましょう!