国家試験

【既卒向け】管理栄養士の勉強方法!働きながら栄養士が合格するためのコツ!

「栄養士が、働きながら管理栄養士を目指す」というのは、実はとってもハード!

今回は、短大・専門の栄養士課程を卒業して就職、『管理栄養士の受験資格を得た』あなた向け!

どんな勉強方法をすれば、合格できるのか?

仕事をしながら、効率よく勉強するためには?

少しでも管理栄養士の受験に合格できるように、私の成功例・失敗例を含めて紹介していきます!

あなたに合った方法をどんどん取り入れて、国家試験に合格して管理栄養士になりましょう!




なぜ管理栄養士になりたいのか?合格後の目標を明確に!

現役の管理栄養士として働いている私ですが、実は4年制大学に入学したものの「管理栄養士課程」ではなかったため、実務経験を経て受験資格を取得しました。

1年間でも社会人をして「実務経験を積む」というのは、大学生が現役で管理栄養士免許を取得するより、かなり合格率が低い!

平成30年の国家試験では、以下のような合格率となっています。

管理栄養士養成校の新卒:95.8%

管理栄養士養成校の既卒:20.8%

栄養士養成施設の既卒者:19.2%

はっきり言って、管理栄養士の免許を取ろうと思うと、生半可な気持ちでは乗り越えられません!

管理栄養士になりたいなら、最低でも3ヶ月、長い人は1年間ビッチリ勉強すること!

それくらい勉強に対してのモチベーションを高めて国家試験に挑まないと、働きながら管理栄養士を取るのは難しいんです。

管理栄養士になって、やりたかった臨床の仕事がしたい!
合格して、給料を上げたい!

どんな理由でも構いません!

『何が何でも合格して、管理栄養士になってやる!』

その気持ちをずっと燃やし続けて、試験に挑みましょう!

 

短期集中型?長期集中型?自分に合う勉強期間は?

人によって、自分に合う勉強方法は異なります。

まずはあなたに合う、勉強期間を設定しましょう。

ちなみに私は、6月からゆっくりと始め、10月から本気モードに突入しました(・∀・)

長期集中型に近い勉強方法ですね。

どうしても短期だと、いつも時間が足りなくて

試験範囲、最後まで見られなかった!

・・・学生時代、そういうパターンばかりだったので(-_-)

あなたはどういうタイプなのか、過去から分析して、勉強期間を決めましょう!




失敗から学ぶ!管理栄養士の試験勉強のコツ

ここまでえらそうなことを言っていますが、実は私、2度国家試験を不合格になっています(^^;)

1度目は117点。

2度目は119点。

3度目の正直で、無事に合格しました。

不合格のときの勉強の失敗を紹介しますので、反面教師にしてくださいね。

失敗談① 「とりあえず受験」禁止!やるからには合格!

私が委託給食で働いているとき、周りには多くの栄養士の先輩がいました。

みんな毎年受験していましたが、「管理栄養士資格欲しいし、とりあえず受けなくちゃ」という気持ちでした。

私も1回目はそんな感じ。

「卒業して1年だし、まぁ何とかなるだろう」と。

もし、今これを読んでいるあなたがそう思っているのなら、

甘すぎる!

既卒者の合格率は、毎年10%~20%程度。

つまり、「仕事をしながらだと、なかなか合格できない」ということ。

現役学生のように時間の余裕はないし、最新情報も自分から調べないと手に入りません。

参考書や受験料だけでも、2万円から3万円は軽く飛んでいきます。

それって、ものすごくもったいない!

『受験する!』と決めたからには、絶対合格をつかみ取りましょう!

失敗談② 管理栄養士の国試対策講座に出席しただけで満足

私も1回目と2回目の試験のときは、国試対策講座に申し込んでセミナーに参加しました。

周りは既卒者ばかりなので、仲間がたくさん!

仕事の愚痴を話しながら、講師の話を聞いていました。

だけど、講座に出席するだけでは合格なんて出来ません

「予習・復習」がしっかり出来る人だから、講座に参加することで合格への近道となるんです!

ただ単に「行って講義の話を聞いただけ」では、勉強した気になっただけ。

何の意味もありません。

講義に参加する場合は、次のように活用すると良いですよ☆

①予習・復習をしっかりとする

②講義で自分の分からないところを解消する

③仲間と合格へのモチベーションを高める

失敗談③ 参考書をノートに書き写す

参考書は、すでに分かりやすく要点がまとまっています。

わざわざ自分でまとめ直して、書き写す必要なし!

暗記するために何度も書くのはOKだけど、参考書をまとめ直す時間があれば、合格に近付く正しい勉強をやりましょう。

 

管理栄養士の国試対策!正しい勉強方法は?

管理栄養士の国試対策の基本とは何か。

それは『過去問をひたすら何度も解く』

ありきたりですが、これが1番の合格への近道です。

私は合格したとき、過去問3年分の問題集をほぼ暗記するまでやりこみました

それに、模試の問題をプラス。

①過去問を解く

②間違えたところは、何を間違えたのか理解するまで調べる

③合ったところも、正しく理解できていたかチェック

④1ヶ月ほど時間を空けて、再度同じ過去問を解く

仕事をしながらだったので、大体1年分(200問)を徹底的にやりこむと、2週間から3週間くらいかかりました。

だけどこれをやったおかげで、試験本番中は「この問題、やったことある!」「あの問題の応用だ!」ということがたくさんありました。

そういった問題の取りこぼしを防ぐことで、グンと管理栄養士の免許取得に近付けます。

 

家での勉強に集中できない時は、外で勉強する!

家で勉強しても集中できない・・・

社会に出て仕事を始めると、勉強する習慣は薄れていくもの。

しかも栄養士は調理現場で働く人が多いので、立ち仕事が多くなりがち。

どうしても椅子に座っての勉強となると、眠気に襲われたり、集中しにくくなります。

それが自分の家となると、余計にそうなりやすいですよね。

まずは『図書館』や『カフェ』、『ファミレス』を活用しましょう。

勉強の習慣が身に付いてきたら、自然と家でも集中しやすくなりますよ。

個人的におすすめなのは、やっぱり図書館

無料で利用出来るし、調べたいことがあれば参考書を持って行かなくても、図書館にある本で調べられます。

私もかなり活用させてもらいました(^^)

 

管理栄養士になりたいなら、絶対に模試は受ける!

模試は必ず受けましょう!

模試を受けることで、今自分がどのくらい『合格』に近づいているか分かります

また、自分の苦手な部分が明らかになるので、本番に備えて強化できるメリットも。

模試を受けた後は復習をしっかりして、見たことが無かった問題も確実に解けるようになっておきましょうね。

 

独学での勉強は不安!そんなときは通信講座

大学生の管理栄養士受験とは違い、社会人には面倒を見てくれる人がいません!

全て自分で情報収集をして、勉強をしていく必要があります。

中でも、最新情報は見落としやすい上に、試験に出やすい

これが既卒者の合格率が低い理由の一つでもあります。

『どうやって情報を手に入れたら良いのか?』

『この勉強方法は正しいのか?』

1人だと不安になることもありますよね。

そんな不安な時は『通信講座』を積極的に利用しましょう!

有名どころではユーキャンやSGSなど、管理栄養士合格に向けて通信講座が用意されています。

『1人での勉強が不安』

『分からないところを教えてくれる先生が欲しい』

そんな場合は検討してくださいね。

通信教育のメリットは、何といっても『教材も全て用意してくれて、最新情報や出題傾向も教えてもらえる』ということ!

独学では大変なので、上手に利用していきましょう(*’▽’)

 

まとめ:働きながら管理栄養士に合格するために

1.何故合格したいのか、目標は明確に持とう!

2.自分の勉強スタイルを分析して、勉強の期間設定をしよう!

3.合格したいなら『失敗談』から学ぶ!

4.正しい勉強法!過去問をひたすら解く!間違いを正しく理解!

5.家では集中できないなら、外で勉強する!

6.合格したいなら、模試は必ず受けよう!

7.1人での勉強が不安なときは、通信講座を利用する!

この7つのポイントで、絶対に管理栄養士の国試合格が近付きます!

確かに仕事をしながらの勉強は大変です。

それは体験した私にも分かります。

だからこそ、厳しく言います。

ダラダラと何回も受験するな!

あなたは私のように失敗せず、合格への近道を突き進んで、管理栄養士免許をつかみ取って下さい!

管理栄養士になれば仕事の幅も広がるし、給料もアップしますからね♪

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。