逆子が戻らなかったり、妊娠高血圧症などの疾患や前置胎盤などで、赤ちゃんを無事に出産するために予定帝王切開で出産になる場合があります。
そんなとき、いつから入院になるのか、持ち物は何が必要か気になりますよね。
今回は予定帝王切開を2回経験した、私の場合はどうだったか紹介していきます。
予定帝王切開はいつ頃にするのか
多くの病院・産婦人科は、陣痛が来るまでに安全に帝王切開を行いたいため、妊娠38週前後に予定帝王切開を行うことが多いです。
実際、私は第1子を妊娠38週4日、第2子を妊娠38週5日で予定帝王切開をしました。
前置胎盤だったり、妊娠高血圧症や妊娠糖尿病などの疾患で高リスクとなっている場合は、妊娠37週で行われることも多くあります。
ちなみに私は、第1子が逆子による予定帝王切開。
第2子は既往帝王切開による予定帝王切開だったので、どちらも妊娠38週の後半に予定日を設定するが可能でした。
これでもかなりギリギリで、第2子に至っては、予定帝王切開当日の朝に陣痛が来て焦りました(;・∀・)
予定帝王切開は、どんなに遅くても妊娠38週中になります。
妊娠39週に入ってしまうと、いつ陣痛がきてもおかしくない状況となるため、より安全に帝王切開を行うためにも、妊娠37週後半から妊娠38週前半が理想的だと言えます。
入院はいつからするのか

予定帝王切開の場合、事前に検査や手術に向けての準備を行うため、前日の午後から入院になる病院や産婦人科が多いです。
実際に私の前日の検査や準備は、以下のようになっていました。
- NSTで赤ちゃんの心拍やお腹の張りを観察
- 予定帝王切開のため、22時以降は絶食
絶食をする理由としては、腸内の食物残渣を無くし、帝王切開のときに術部が見えやすいようにするためとのことです。
また、術後の腸閉塞を防ぐ目的もあるので、「お腹空いたから、こっそり食べちゃえ☆」なんてことは無いようにしましょうね。
かなり危険な行為ですよ(;´∀`)
ちなみに、帝王切開当日はと言うと、
- 起床後、NSTで赤ちゃんの心拍やお腹の張りを観察
- 朝9時から絶飲
- 帝王切開3時間前に浣腸
便秘でなければ、浣腸はしなくても大丈夫とのこと。
普段から便秘には気を付けたいですね(´・ω・`)
入院中に必要な持ち物
私も最初はそう思っていましたが、実際は通常分娩と変わりなくありません(^^)
持ち物は以下のものがあれば、基本的には大丈夫です。
- 前開きのパジャマ:2~3組
- 産褥ショーツ・授乳ブラ:各2~3枚
- バスタオル・ハンドタオル:各2~3枚
- 母乳パッド
- 生理用ナプキン(昼・夜用)
- 洗面用具
- 箸・コップ
- 健康保険証(帝王切開は保険適用のため)
病院や産婦人科によっては、これ以外にもスリッパ持参というところもあります。
入院の持ち物は入院案内のパンフレットに書かれていることが多いので、必ず事前にチェックしておきましょう。
持ち物の準備は、産休に入る妊娠34週から妊娠35週目には一通り終わらせておくと安心です。
というのも、私の場合ですが、妊娠36週目から自宅安静になってしまったので…(>_<)
またパジャマは冬場はもちろんですが、夏場でも長袖がおすすめです。
夏場はクーラーが強すぎて寒い場合が多く、授乳するときには胸を出すので身体を冷やしてしまい、風邪をひく場合も。
お母さんが体調を崩すと大変なので、注意しすぎるくらいに注意しましょう。
特に帝王切開の場合、咳が出てくると傷口にかなり響いて悶絶します…(経験済み)。
授乳ブラは、個人的におすすめなのが『ベルメゾン』の商品です。

赤ちゃんが泣いても、片手で抱っこしながらでもすぐにおっぱいを出せるので、かなり楽ちん♪
ワイヤーも入っていないので、赤ちゃんに当たることもありません。
中でもキャミソールタイプは身体を冷やすのも防げるので、1人目のときもそうですが、2人目を授乳している今も買い足したほど重宝しています。

母乳パッドや生理用ナプキンは、正直かなり盲点になるので忘れないようにしましょう。
病院や産婦人科によっては準備をしてくれている場合もありますが、量が足りないこともあります。
というのも、実は帝王切開は通常分娩よりも悪露が長く出る傾向にあるんです。
私の場合、産後1ヶ月半経過した今でも、微量ではありますが悪露が出続けています。
また産褥パッドは大きいサイズしかなく、産後4日目辺りから持参した生理用ナプキンで対応しました。
母乳パッドに関しては、サンプル品しか入っておらず…急遽購入することに。
初産婦も経産婦も、産後3日目から5日目くらいから母乳がしっかり出てくることが多いので、夜中目が覚めたら授乳ブラやパジャマがびっしょり濡れていることも。
バスタオルやフェイスタオルを巻くことで対応も出来ますが、かなり気持ち悪いし、何より授乳がしにくい!!
私は慌ててAmazonで購入して、翌日旦那に持ってきてもらいました(^-^;
こういうとき、「Amazonプライムの会員で良かったなぁ」としみじみ感じます。
ケロイド防止に買っておいて良かったもの
実は私、1人目の出産のときに帝王切開の傷口がケロイドになってしまい、かなり赤く腫れあがっていました。
写真は見苦しすぎて、とても載せられるレベルではありませんが・・・それはもう、本当に酷かったです。
THE・みみず腫れ★
元々子供は2人希望しており、また「2人目も帝王切開で」と考えていたので、同じところを切ってもらうので1人目のときに出来たケロイドは、帝王切開のときに綺麗に取ってもらえました。
しかし、3人目は正直経済的にも厳しいだろうし・・・ということを考えると、2人目出産後は何が何でもケロイドになるのを防止したいところ。
主治医に何か対策は出来ないか、事前に聞いてみました。
その際に教えてもらったのがこちら。
ニチバンのアトファインという商品です。
サイズはSサイズ・Mサイズ・Lサイズ・LLサイズの4種類があります。
帝王切開の場合、傷口が15cm前後になるので、Lサイズがオススメです。
このアトファインを帝王切開1週間後から傷口に貼り始め、週に1度張り替えるだけ。
それだけで、傷口がケロイドになるのを防いでくれます!
傷口にテープが貼られることで下着と擦れるのが防げるので、痒くなることもないです。
実際、1人目のときと違って傷口が痒くなく、みみず腫れにもなっていません。
乾燥を防いでくれる効果もあるのかな?
1人目のときは痒過ぎて、夜な夜な掻いていました・・・それがアダとなって、ケロイドになった可能性もあるんですけどね(ノД`)・゜・。
テープを外す時も痛くないので、「ケロイドになりたくない!」という人には本当に良い商品です。
3ヶ月は貼り続けないといけませんが、Lサイズの場合だと2箱あれば十分ですよ☆
まとめ
- 予定帝王切開の場合、妊娠37週目から妊娠38週目の前半に行うことが多い
- 持ち物は通常分娩と大きく変わらない
- 帝王切開の方が通常分娩より悪露が多く出やすいので、生理用ナプキンは多めに持っておいた方が良い
- ケロイド防止に、アトファインを購入しておくことがオススメ
帝王切開前日は基本的に簡単な検査だけなので、かなりのんびりと病室で過ごすことが出来ます。
このタイミングで改めて出産後に必要な書類や、赤ちゃん用品の買い忘れがないか確認しておくのも良いですよ☆
「帝王切開だから」と身構え過ぎず、安心して出産に臨むようにしましょうね(^^)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。