教育

ハロウィーンの子供向け絵本おすすめ10選!0歳からの読み聞かせにも

日本でも浸透してきている『ハロウィーン』。

主に仮装パーティーや「トリック・オア・トリート(おかしをくれないとイタズラしちゃうぞ!)」がメディアに取り上げられていることが多いですが、実際のところ『ハロウィーン』とは何をするイベントなのか知っていますか?

今回紹介する絵本は全てハロウィーンを題材にしたものばかりで、どれも「ハロウィーンとはどういったものなのか」「何をする日なのか」を説明されているものを集めてみました。

どの絵本も子供が分かりやすいように書かれているので、絵本を読んであげるママやパパも、一緒にハロウィーンについて知ることが出来るようになっています。

さらにハロウィーン特有の不思議な世界観はもちろん、家でハロウィーンを迎えるために出来ることも紹介されているので、絵本を読み終わったころには「何かハロウィーンらしいことをやってあげようかな」と思えるものばかり!

もちろん絵本なので、準備はどれも簡単で、子供でも作れるものが紹介されています。

外国の文化に触れながらも子供と一緒に楽しむことが出来るハロウィーン。

おばけや魔女、おおかみ男などいろいろなモンスターとも出会いながら、ドキドキワクワクがいっぱい!

素敵なおはなしの世界を覗いてみてはいかがでしょうか。




おすすめハロウィーンの絵本

1. ハッピーハロウィン!

赤ちゃんから楽しめる、ハロウィーンのしかけ絵本です。

イラストが大きくハッキリと描かれていて、赤ちゃんの目を惹くことが出来る絵本となっています。

1-1.絵本のあらすじ

『とんとんとん』

ハロウィンの夜に、ドアをノックする音が聞こえてきます。

誰が家にやってきたのかな?

ドアを開けると、そこにはおばけが立っています。

おばけを家の中に入れてあげると、またドアが『とんとんとん』。

次から次へと、たくさんのハロウィーンに関係するお客さんがやってきます。

おばけやドラキュラ、おおかみ男に魔女まで!

みんなニコニコと、笑顔で家へ遊びにやってきます。

さあ、次はだれが遊びに来るのかな?

1-2.絵本を読んだ感想と子供の反応

ハロウィーンの絵本には珍しく、ハロウィーンに関する説明なしで赤ちゃんから楽しめる絵本です。

イラストも大きくハッキリと描かれていて、またイラストのどのおばけもニコニコ笑っているので、怖さもないので安心して読み聞かせをすることが出来ました。

ドアのガラス越しにお客さんの影を見られるので、「次は誰が来たのかな?」と子供にクイズをしながら楽しむ方法も。

最後には楽しい仕掛けもあって、子供も大喜び!

キラキラした表紙もキレイで、子供が何度も「読んで!」と持ってくる1冊です。

2. ハロウィンのかくれんぼ

「型抜き絵本」と呼ばれている、しかけ絵本の一種です。

表紙がハロウィーンカラーなので、赤ちゃんの目も惹きつけるような色合いになっています。

2-1.絵本のあらすじ

ハロウィーンに関係している、物の名前を当てていく仕組みの絵本となっています。

絵本としてだけではなく、オモチャとしても子供と一緒に読み進めていける絵本です。

コウモリやとんがり帽子、館といったハロウィーンに関する単語がたくさん出てきますが、これらには全て英語が併記されているので、英語の勉強にもなります。

2-2.絵本を読んだ感想と子供の反応

「絵本」というよりも「ハロウィーンに関するものを知る」といった感じでした。

ですが絵本を何度も読んでいるうちに、自然と子供が英単語を覚えていったので、これはこれで自然と身に付くので良いのかな?と思います。

我が家の場合、「英語教育に力を入れたい」という想いがあるので(^^)

ハロウィーンに関するイラストも可愛らしく描かれているので、全く怖いということも無く、かつシンプルなので一目で分かるようになっているのも良かったです。

絵本の対象年齢は4歳からとなっていましたが、1歳の子供でも楽しむことが出来ました。

0歳児の赤ちゃんでも、十分に楽しめるつくりになっているので、兄弟や姉妹で一緒に読み聞かせをしてあげるのにも良いかもしれません。

見た目も可愛いので、自宅用としてだけではなく、プレゼントとしても喜ばれそうな絵本だなと思います。

3. ハロウィーンってなぁに?

突然子供に「ハロウィーンって何をするの?」と聞かれて、子供に正しく分かるように説明するのって難しいと思います。

そんなときに説明下手なママやパパでも、ハロウィーンについて教えてあげられる絵本です。

3-1.絵本のあらすじ

ちびっこ魔女のビビは、ハロウィーンについて何も知りません。

おばあさんはビビに分かりやすく、「ハロウィーンの由来」や「ハロウィーンはどんなことをして楽しむのか」を丁寧に教えていきます。

3-2.絵本を読んだ感想と子供の反応

おばけや吸血鬼、ガイコツや魔女などに変身出来る、かわいらしくも怖い仮装の方法も載っています。

子供に「どれになりたい?」なんて聞いてみて、簡単に衣装を作って楽しむのにも良さそうです。

絵本の中にはかぼちゃのランタンの作り方やかぼちゃタルトのレシピも載っているので、子供と楽しみながら一緒に作って玄関に飾ってみたり、タルトを作ってハロウィーンを楽しむことも出来ます。

イラストもかわいらしく、色彩もとてもきれいなので、子供も大人も一緒に楽しみながら読める1冊です。




4. きょうはハロウィン

ハロウィンのことが分からなくても、絵本を読み進めていく中で、主人公と一緒に知っていくことが出来ます。

4-1.絵本のあらすじ

ハロウィンのことを何も知らないケンちゃんが引越しした先は、ハロウィンを楽しむ街。

お友達と一緒に仮装したり、家を回って「トリック・オア・トリート!」。

だけどケンちゃんは、恥ずかしさもあって、なかなか言えません。

初めてのことだらけのハロウィン。

ケンちゃんはハロウィンを楽しむことが出来るのでしょうか。

4-2.絵本を読んだ感想と子供の反応

ハロウィンなどの行事に興味を持ち始めた、3歳頃の子供に説明するのに良さそうな絵本です。

ハロウィンのことを何も知らない子供が読む絵本としてはピッタリで、ケンちゃんと一緒に「ハロウィンはどんな日なのか」「どんなことをして過ごすのか」といったことを、絵本を読み進めていく中で知っていくことが出来ます。

変な先入観がないからこそ、正しいハロウィンの知識を身に付けることが出来そうです。

ママやパパも「ハロウィンは仮装するもの」ということは知っていても、実際になんで仮装するのか分からない人もたくさんいるはず。

何を隠そう、私もそうでした(;´∀`)

最後に、窓に映っている魔女が誰なのか・・・まさか、この人だったとは!

意外性も含まれていて、子供も大人も楽しめる、そんな素敵な1冊です。

5. ハロウィンのランプ

友情や教訓も一緒に学べる絵本となっています。

友達とかの概念が出来ている、4歳頃から一緒に読むのがおすすめです。

5-1.絵本のあらすじ

ハロウィン当日、学校でカボチャのランプを作ることになったジーナ。

「どうせ作るなら、とびきり怖いものを作るぞ」と気合十分!

だけど先生やクラスのお友達に評判が良かったのは、友達のサリーが作ったカボチャのランプでした。

「私の作った方が良いものなのに!」とジーナは、みんなが家々を回って「トリック・オア・トリート」とお菓子をもらっている中、残ってカボチャのランプを一生懸命仕上げていきます。

やっと出来上がったカボチャのランプを持ってジーナも家々へいきますが、どの家もみんなお菓子を配り終わっていました。

何ももらえず、がっかりしているジーナ。

そんなジーナは、魔女の格好をしている女の子とぶつかってしまいます。

ジーナはカボチャのランプ、女の子はほうきが壊れてしまうのですが、女の子は「パーティーに遅れる」と言い、ジーナも一緒にパーティー会場へ行くことに。

ところがそこは、なんと本物のおばけのパーティー会場!

この後、ジーナはどうなっちゃうのでしょうか?

5-2.絵本を読んだ感想と子供の反応

ドキドキとワクワクが入り混じったハロウィン独特の世界観が描かれているので、大人も子供と一緒に、絵本の世界に引き込まれてしまいます。

ちょっぴりホラー要素も含まれているので、他のハロウィンの絵本とは一味違ったお話を楽しめました。

お友達や悔しい、怖いという感情が理解できている方がより楽しめる印象がありますが、2歳児の子供でも「こわいねー」と言いながら、なんとなくの雰囲気を感じ取りながら読んでいましたよ。

6. おさるのジョージ ハロウィーンのおばけ

Eテレでもおなじみの、「おさるのジョージ」シリーズの絵本です。

好奇心をくすぐられる絵本で、なぞ解きを楽しめる4歳くらいからが楽しめるかなと思います。

6-1.絵本のあらすじ

おさるのジョージは、何でも知りたがり。

ハロウィーンが数日後に迫ったある日、ジョージはいろんな人から「帽子から手をはなさないように!」と言われます。

なぜ「帽子から手をはなしてはいけない」のか知りたいジョージは、お友達のビルに聞くことに。

すると、ビルから「くびなしの伝説を知らないのかい?」と言われてしまいます。

ジョージは、ハロウィーンの夜にあらわれる「くびなし」の存在を知りませんでした。

ハロウィーンのおばけの話を聞いたジョージですが、おばけの怖さよりも「くびなし」が本当にいるのか気になってしまいます。

友達のアリーと一緒に、「くびなし」の写真を撮ろうと計画しますが・・・。

6-2.絵本を読んだ感想と子供の反応

ジョージの好奇心から始まる、ハロウィーンのお話です。

ジョージらしい冒険を通して、ハロウィーンの言い伝えを知っていくことが出来るようになっているので、安心して子供と一緒に読み進めていけました。

また話が進んでいく中で、「くびなし」の正体を突き止めていきます。

ジョージは「くびなし」の正体を突き止めることが出来るのか?

それとも、本当におばけなのか。

ハロウィーンの言い伝えを学びながら、楽しく読むことが出来ました。

アニメおさるのジョージ ハロウィーンのおばけ [ マーガレット・レイ ]

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こちらもおすすめです☆

7. モリくんのハロウィンカー

たくさんの動物たちと一緒にハロウィンを楽しむことが出来る絵本。

冒険と友情の要素が詰め込まれていて、4歳くらいからがより楽しめそうな印象です。

7-1.絵本のあらすじ

こうもりのモリくんは森のおともだちに、ハロウィンパーティーの招待状を送ります。

ハロウィンパーティーに招待されたかえるくん、きつねさん、ねずみくんのきょうだいたちは、みんな工夫をこらしたハロウィンの仮装をしてきます。

そして、こうもりのモリくんはこの日のためだけに作ったハロウィンカーは、なんとカボチャのランタンの形をした車!

ハロウィンにピッタリの車に、みんな大喜び。

夜の道も明るく照らしてくれるハロウィンカーにみんな乗って、いざ出発!

「おかしをくれないと、いたずらしちゃうぞ!」と森の中のおうちをめぐりながら、たくさんもおかしをもらったモリくんたち。

全部ハロウィンカーに詰め込んだと思ったら、なんとねずみくんのきょうだいがみんなの分のおかしまで食べてしまいます。

ねずみくんのきょうだいはおかしを食べてしまったおわびに、また家をまわっておかしをもらいに行こうとすると、本物のおばけとバッタリ。

ねずみくんのきょうだいは大丈夫なのでしょうか?

7-2.絵本を読んだ感想と子供の反応

ハラハラドキドキがいっぱいのハロウィンの夜をテーマにしたお話で、どんどん続きが気になってしまいます。

お話の中には楽しい歌も入っていて、歌うと子供もノリノリで歌ってくれました(*’▽’)

巻末には仮装用のメガネがあり、コピーして切り取って子供に渡すと、嬉しそうに付けていました。




8. ハロウィーンの星めぐり~夜に飛ぶものたち~

ハロウィーンの絵本ではありますが、他の絵本と少し視点が変わっているので、また違った意味で楽しむことが出来ます。

魔女にスポットをあてたお話ですが、人間たちの世界を結びつけることで、不思議なハロウィーンの1日が見えてきます。

8-1.絵本のあらすじ

ハロウィーンの夜は、何かが起こりそうな特別な日。

子どもたちが仮装をして、玄関や庭にかぼちゃのジャック・オーランタンを飾ってハロウィーンの準備をしている頃。

空の上では黒いマントとフードを身にまとった魔女たちが、楽しそうに空を飛んでいます。

魔女たちはほうきに乗って、ひしゃく座、りゅう座、天の川にカシオペア座。

いろいろな星座を巡っていきます。

ひらりひらりと、みんなで楽しそうに空のお散歩です。

8-2.絵本を読んだ感想と子供の反応

タイトルにあるように、魔女がいろいろな星座を巡って散歩していくのはとても楽しそうです。

読み終わった後は「どんな星座に行ったのかな?」と子供との話も盛り上がります。

ハロウィーンの絵本というと「みんなで仮装して、お菓子をもらってにぎやかなお祭り」というイメージがありますが、この絵本は静かでおとなしめなので、寝かし付けにもバッチリ。

イラストもとても綺麗で、色づかいも落ち着いているので、他の絵本と比べると不思議な雰囲気が漂っています。

子供は魔女が何人いるのか、星がいくつあるのかが気になったみたいで、よく数えていました(^^;)

9. ハロウィンドキドキおばけの日!

この絵本には漢字がありますが、ふりがなもあるので4歳くらいの子供でも1人で読めそうです。

子供が好きそうなハロウィンの料理もたくさん出てくるので、読んだ後にも親子で盛り上がれる絵本となっています。

9-1.絵本のあらすじ

10月31日といえば、ハロウィンの日。

お友達はみんな、この日のハロウィン・パーティーをとても楽しみにしていますが、レイだけはそうではなさそうです。

というのも、実はレイは怖がりで、ハロウィン・パーティーがゆううつそう。

そんなレイのもとへ、おばけのシェイクが迷い込んできて…。

9-2.絵本を読んだ感想と子供の反応

お話の中にジャック・オー・ランタンの由来やハロウィン料理のレシピ、仮装おばけの作り方といった、ハロウィンに関することがたくさん描かれています。

またどれも作り方が簡単で、しかも料理の名前もとても面白い!

子供と一緒に作れるようなものばかりなので、料理するのも楽しそうです。

絵本の彩りもかわいらしく、怖がりな2人がちょっぴり大きくなっていく様子と一緒に、「外国にはこんなに楽しくて、面白いお祭りがあるんだよ」と教えながら読んであげることが出来る1冊です。

2歳児の子供も「おばけ~」と言いながら、両手をプラプラさせて楽しんでいました(*^^*)

10. 大食いフィニギンのホネのスープ

子供目線で見るとかなり怖そうですが、実はクスッと笑える内容の絵本。

何が気持ち悪いのか分かるような年齢になると、より楽しんで読めそうです。

10-1.絵本のあらすじ

ガイコツのフィギニンは見た目とは違って、実は大食い。

ハロウィンの日に知らない土地にやってきたフィギニンは「ハロウィン・パーティーでおいしいものが食べられるかもしれない」と楽しみにしていたのですが、町の人はフィギニンがやってくると知って、あわてて食べ物を隠して家にこもってしまっていました。

フィギニンはさぞかしがっかり・・・するかと思いきや、なんと自分でおいしいスープを作ろうと思い立ちます。

だれもいない町の中でフィギニンは「おいしいスープを作るよ」と歌を歌って、家の中に隠れていた人たちを呼びます。

町の人たちは、そんなフィギニンの歌を聞いて外に出てきます。

それも隠していたはずの大事な食べ物を持って!

果たしてフィギニンは、おいしいスープを作ることは出来たのでしょうか。

10-2.絵本を読んだ感想と子供の反応

「これが子供用のハロウィーンの絵本?」と最初は疑問に思いました(;´∀`)

表紙を一目見ると「怖そうなお話かな」と思いますが、そんなことは全くありません。

登場人物もガイコツや魔女、ゾンビといったモンスターばかりですが、絵柄がかわいらしい。

子供も最初は「こわい」と言っていましたが、2回3回と読んでいると、全然平気に(笑)

フィギニンの作るスープの具材がコウモリの羽やカエルの足だったりと、結構特殊な食材ばかりなので、違った意味でも子供に動物の名前を教えられました。

表紙は怖そうな感じがしますが、内容はおだやかで、一味違ったハロウィンのお話です。

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おすすめのハロウィーンの絵本 まとめ

実際に2歳になった子供に読んであげた絵本ばかりですが、対象年齢が2歳よりも上の絵本でも一緒に楽しむことが出来ました。

我が子の場合ですが、中でも「おばけ」がお気に入りになったようで、ハロウィーンの季節に買い物へ行くと「おばけ!あんよ(足)ないね~」とおばけを指さして教えてくれるようになりました。

実は絵本を読んであげるまでは、ジャック・オー・ランタンやおばけを見るだけで怖がって、買い物をするにもルート変更を余儀なくされていたので、そういった意味でもハロウィーンのことを知ってもらえて良かったです(;^ω^)

子供の成長や刺激にもなるので、ぜひ一緒に絵本を読んでみてくださいね♪

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。