「子供の連絡帳を書かないといけないけど、書く内容が毎日一緒」
「一緒にいる時間が数時間だから、何を書いたらいいのか分からない」
そう思っている2歳児以下の保育園児を持つお父さん・お母さんって、意外と多いもの。
私も最初のころ、「子供の様子を書けって言われても、毎日同じ内容で何も書けない…」と頭を悩ませていました。
たまには主人に書いてほしいとお願いしても、「平日は一緒にいる時間がほとんどないから、書くことない」と言われたりね(-_-;)
保育士の先生方は、この連絡帳から何が知りたいのか。
この視点から考えると、毎日連絡帳を書くのも気楽になりますよ(*’ω’*)
保育園の連絡帳は親と保育士をつなぐツール
実は保育士の先生方が連絡帳で1番に知りたい内容は、「子供が家で変わりなく過ごせているか」ということ。
逆に言うと、「毎日いろんなことが書ける方がすごい」と言えます。
これを聞くだけで、何だか安心しませんか?
私は保育士の先生からそのことを聞いて、「そんなに考え込まなくていいんだ」と肩の荷が下りた気分でした。
そもそも連絡帳は何かというと、「親と保育士をつなぐツール」です。
毎日子供を保育園へ連れて行っても、必ず担当の保育士の先生がいるとは限りません。
特に我が家は開園と同時に子供を預けているので、早朝担当の保育士の先生としか顔を合わすことも無く、お迎えのときも遅番の保育士さんとしか会わない、なんてことは日常茶飯事です。
保育園での子供の様子を聞くにしても、担当クラスの先生がいなければ分かりません。
同様に、保育園の先生も親である私たち夫婦に子供の様子を聞こうにも、直接会えないため聞くことが出来ません。
そこで活躍するのが「連絡帳」というわけです。
連絡帳には子育ての悩みを書いても良い
かといって、毎日連絡帳を書かないといけないのに「書くことなんてない」という日もありますよね。
そもそも連絡帳に書く内容は、一般的に以下のようになっています。
- 当日の体温
- 睡眠時間
- 食事の時間(昨夜の夕食・当日の朝食)
- 排便時間・回数・便の状態
- 子供の様子
- 当日のお迎えの人・お迎えの時間
この中から保育士の先生方は子供の情報を拾い、1日中子供の体調や様子を観察してくれています。
例えば、睡眠時間がいつもより短いときは
排便がないときは
というように、その日その日の状態に合わせて子供の様子を見てくれています。
この中で親が1番書くのがネックになるのが「子供の様子」になるわけですが、私は基本的に日記みたいになってしまっています(^^;)
最近だと「イヤイヤ期が始まったみたいで、食事中は野菜を一切手を付けないようになりました」とか、「親が叱っている顔を見ては、ニコニコ笑ってごまかそうとしています」とか。
平日が残業続きで子供と接する時間が無く、帰宅後すぐに入浴させて寝かす・・・という日には、子育ての悩みについて書くこともあります。
「イヤイヤ期が始まったのはいいのですが、どのように接してあげたらいいのか悩んでします」とか、「叱った後は自己嫌悪に陥ってしまい、子供に甘くなってしまうことがあるけれど、それでいいのでしょうか」など弱音を吐いています。
そうすると保育士の先生方も、
などの子育てに対してのアドバイスを書いてくれます。
そして直接顔を合わした時は、
との声をかけて頂いています。
毎日書くことに悩む連絡帳ですが、このように子育ての悩みを書くことで、家庭での悩みも共有出来ます。
また「このときは保育園では、こうやって対応していますよ!」などの対応策も教えて頂けるので、家庭と保育園で同じ対応をすることで子供もすんなりと受け入れてくれることも多く、本当に助かっています。
まとめ
このように、毎日の子供の様子を書くだけではなく、今抱えている悩みを保育士の先生に相談するツールとしても、連絡帳は役に立ちます。
『子供にとって、良い環境にしてあげたい』
その気持ちは親はもちろんですが、保育士の先生方も同じです。
毎日子供たちのお世話で大変な中、親のフォローにも入って下さり、感謝しかありません。
また悩みも無く、本当に書くことが無いときは「いつもと同じように、元気にご飯を食べて遊んでいます」の一言でも全然大丈夫!
それだけで「あ、今日も元気いっぱいなんだな」と伝わるので、問題ないようです。
子供の様子を書くスペースは広く設けられていますが、あまり気兼ねせず、短くても親が感じたままに書くことが大事。
子供の状態や悩みを保育士の先生方と共有するためのものと考えて、気楽に書いていきましょう。